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前回、サラリーマン世帯と生命保険についてお話させていただいたところ、たくさんのご意見をお寄せいただきまして、本当にありがとうございました。中でも一番多かったのは、「年金って歳をとってからもらえるものとばかり思っていました。」というものでした。国の保障制度は他にも色々ありますので、折を見てお話したいと思います。
さて今回は、前回のサラリーマン世帯に続いて、国民年金加入者と生命保険そして、万一の場合の必要生活費についてお話しましょう。前回の厚生年金の遺族給付金の表と見比べてください。何かが違うでしょう?そうです、遺族給付額が違うのです。厚生年金のときにはあった遺族厚生年金がなんと0円なのです。また一番下のお子様が18歳になると遺族年金の給付はなくなってしまいます。その結果65歳までの妻の総受取額は前回のサラリーマンの例にある約3,289万円であるのに対し、自営業など国民年金加入者の方は1,054万円と2,235万円少なくなってしまうのです。実は国民年金はいわゆる基礎年金と呼ばれ1階建て、サラリーマンなどの一般企業に勤めていらっしゃる方は、厚生年金との2階建ての保障となっているのです。ですから同じ家族構成であっても、サラリーマン世帯と自営業世帯では自助努力で準備いただくべき保障の額は違ってくるのです。 |
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いかがでしたか、案外多いと思われましたか?それとも少ないと思われましたか?いずれにせよ、具体的な数字が見えてくれば、必要な保障額も判るでしょうし、何よりも漠然とした不安を持ち続けることはなくなるはずです。ただしあくまでも概算ですので、最適な必要保障額はプロにご相談されることをお勧めします。 |
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